心にそよぐ風

おしゃれで魅力的な人になります!

部屋

ブログに熱心だったころtwitterは短すぎると感じていた。

ブログは年々執筆者が減少し、皆どこへ行ったのだろう、自分自身ほとんど投稿しなくなった。

twitter文字数が減ると主張が際立ちセリフのように思える。

 

来月、また引っ越しする。建物が取り壊されるからで入居時に説明を受けていた。

三年も住めれば十分だという思いで入居し三年が過ぎる。

登録事項の変更、フランス、イタリア調査、食生活の確立、声の手術。

ただ平穏に暮らしたい、風が止まるように去りたいと願いながらも動きはあった。

 

いろいろやることは多いけれど、次の場所に慣れ、ゆっくり音楽に浸りたい。

 

 

仕事の追い込みがあり飛ぶように毎日が過ぎ、年を越して今月に入り、ようやく一息つけるようになった。

前回投稿は9月で今はもう2月。

よく働いた。

 

この間、三度の講演会があり、今月上旬の三度目を終えた二日後、喉の手術をした。

まだほとんど会話ができない。

十日近く筆談で生活した。

 術式から、声量や声域は大きく減衰するようだ。

 

体に手を加えるのはこれで最後にしたい。

 

 

近況

年内は仕事が忙しい。

先月は毎日のように執筆を続けた。

何万文字を書いたろう。

今月は移動や撮影や、その他作業が予定されている。

ここ数年の安息を思えば今年一杯の状況は受け入れるべきだろう。

 

この場所は懐かしい。

タイから帰国してすぐ開設し、現地の写真や記録が残っている。

大きな転換だったと数年を経て思う。

当時はただ嬉しいばかりだった。

日に何度も良かったと、今もかみしめるようにそう思う。

 

心地よい空間に身を置き、おいしいお茶の時間を過ごす。

かつて経験した各地の空が、光が、時間がこだまする。

まるで時の旅人のようだ。

9月がまたやってきた。

 

今年は特に仕事が忙しく、まとまった休みが取れない。

お昼に歯医者へ。

 

今の場所に来て2年半ほどが過ぎ、あと半年以内に引っ越さなければならない。

その前も2年半ほどで、今の場所に移った。

身軽でいることをよく考えるようになった、何か買い物するときも一人で運べるか、とか。

 

音楽を流さず眠れるようになり、数年が過ぎた。

時計の秒針の音と同じか小さいくらいになるよう音量を合わせ、幾年も過ごした。

 

ネットで見る故郷は懐かしい、けれどもう戻れないのは昔からわかっている。

 

あれは8歳の頃だった、眠りに入る消灯の後、旅して暮らしていくことをよく考えた。

お城での生活とそれは、好んで夢想したことだった。

 

旅先のホテルで目覚め、病院のベッドで目覚め、部屋で目覚める。

どこにいても旅の途中なんだと、今は、はっきりわかる。

 

8月の光がもうすぐ終わる。

風のように過ぎていく

一年以上経過した。

冬に救急車で運ばれ入院した。

摘出手術を受けて退院。

翌週には仕事で大量の撮影を行い、5月の連休が終わるころまで強い疲労が続いた。

 

今年は仕事が忙しく、それは喜ぶべきことで感謝もしている。

体がついていかない感じが強い。

 

何をしてもしなくても風は吹く。

シェイクスピアに「風は毎日、吹くものさ」という一節があり時折思い出す。

なるべく後悔のないように、少ないように生きていこう。

 

去年の夏は長く暑かった。

いつも秋はつかまえられず、去年は秋を過ごすことができた。

救急車で運ばれ検査して、そのまま全身麻酔の手術だった。

まだ自分には命があり、春を迎え、暑い夏が終わろうとしている。

 

ここまでこれたのが嬉しい。

風は毎日、吹くものさ。