シャム地区の夜
タイではシャム地区のホテルで、帰国に向けて静養した。
幼い頃、シャム猫に会ったとき、この猫はシャムという国で生育する猫だと説明してもらい、見慣れた猫とは違う毛並みや体型に、世界の広さを思った。
そのシャムに来ているのかと街を歩きながら感慨深く、体調は、まだ背中を伸ばしてよちよち歩くのが精一杯で、外出できるのは、回復が早いほうらしい。
画像はシャム地区の様子、買い物帰りに撮影した。
物価が安いので世界中から旅行者が訪れ、街は国際都市のようで、日本のトランスセクシャルくらいたやすく飲み込んでくれ居やすかった。
アテンダントの人に止められ、また自分自身の体調から、滞在中は一度も屋台を利用せず、パンと水以外はいつも日本食だった。
帰国時の空港では出発までの二時間、連結された椅子に横たわり所々意識がなかった。
成田からの帰りの車窓、満開の桜を見たとき涙が出た。