2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
最初その概要を知ったとき、そんな馬鹿げた疾患があるわけないと思いながらも衝撃が走った。 心の奥の奥の方、そこにある本体が貫かれたようだった。 複数の当事者に会い話をきいた。 それぞれに表現の仕方があった。 診断確定はすぐだった。 その時自然に沸…
一昨日は仕事帰り、今日は午後にスパ(温泉)へ行った。 日中露天の入浴は大層心地よい。 全裸でいるのがまったく平気になった。 思春期の頃は体育の着替えも相当苦痛だった。 着替えを見られるのがなぜこんなに恥ずかしいのだろう? 回りで着替えている人た…
5年前の精神状態が深く刻まれ、快復した今も当時をなぞる。 部屋で音楽を、ワーグナーのオペラを終始流し、ベッドに横たわり体への意識を曖昧にさせる。 当時よりずっと元気な今もその習慣が残った。 もう音楽なしでも眠れるのに。 休日の午後、何をしよう…
自分の意識と、日常の行動との間には、いつもゆるい膜がかかっている。 この膜は大切で、なくすと、社会的存在とは言えなくなる。 規範を外れるのは簡単でほんの一歩で済む。 だけどその一歩は容易ではなく、その人を取り巻くささやかな世界を少なからず変え…
夏はワンピースが嬉しい。 素肌にワンピース。 スカートを抜ける風が心地よい。 下着を見られるかもという恥ずかしさよりも、気持ちよさが勝る。 素足に自信を無くしたのが小学校三年生のとき。 依頼ずっとパンツ姿だった。 ポール・マッカートニーの「ブラ…