風のように過ぎていく
一年以上経過した。
冬に救急車で運ばれ入院した。
摘出手術を受けて退院。
翌週には仕事で大量の撮影を行い、5月の連休が終わるころまで強い疲労が続いた。
今年は仕事が忙しく、それは喜ぶべきことで感謝もしている。
体がついていかない感じが強い。
何をしてもしなくても風は吹く。
シェイクスピアに「風は毎日、吹くものさ」という一節があり時折思い出す。
なるべく後悔のないように、少ないように生きていこう。
去年の夏は長く暑かった。
いつも秋はつかまえられず、去年は秋を過ごすことができた。
救急車で運ばれ検査して、そのまま全身麻酔の手術だった。
まだ自分には命があり、春を迎え、暑い夏が終わろうとしている。
ここまでこれたのが嬉しい。
風は毎日、吹くものさ。