調査
久しぶりに調査へ。
先方の職種の関係で、ほぼ野外で聞き取りした。
毎回痛感するのは聞き取りの難しさ。
ある人物について話を伺うため遺族にお会いすると、9割の時間はある人物ではなく、話し手である遺族自身の話題となり、話の腰を折るわけにもいかずひとしきり聞いた後、質問する。
するとまたすぐ話がそれて、遺族自身の話を繰り返す。
このパターンがほとんど、今日もそうだった。
それでも得るものや発見は多い。
話者を通して人物の存在感がずっと実感をもつようになる。
いろいろありがたいなあと思う。