心にそよぐ風

おしゃれで魅力的な人になります!

定期検査

毎年2月に定期検査を受けるようになって5年になる。いろいろと思うところあって都内のクリニックで受けている。この日のために二週間程食事量を制限してどうにか目標を達成した。このブログを始めた頃とほぼ同程度の値となった。食事で減らすのはある程度まで落ちたら横ばいになるのは何度か経験している。一度、高校生の頃と同じになるまで落としたら、周りの誰からも、もうやめるようにと強く言われた。

ずっと使ってきたリープチェアが古くなったせいか2年くらい前から腰痛が再発し、この半年は厳しい状態が続いていたので思い切って新品を買った。これで回復に向かうと良いのだけど。リープチェアで改善しなければ残る手立ては外科手術だろう。

先の手術後、座っているだけでも苦しい時代をその椅子でしのいだ。両腕を肘掛けに乗せ目を閉じて背もたれを意識してゆっくり呼吸することを当時気が付いた時していた。職場でその椅子だけが自分の場所であり心身を癒せる場所として回復を願った。3年前からは目が回る日々をそこに腰掛けて繋いできた。今日を迎えこれからを迎える、今までありがとう。

部屋

仕事を失わなかったから、今部屋で休むことができる。上出来じゃないか。部屋で眠って起きて、暮らしのことをできて、このまま働くことを続けられれば今の部屋なら手に入れられそうで、良かったじゃないか。外で人と関わるといろいろあって堪えるけれど休む場所があるから、食事することも眠ることもできるから、大層恵まれている。ここじゃないどこかがという迷いはつきまとうものだ、こんな状態でも目標が欲しい、あの頃は目標があり今はよくわからなくなった。こうやって書き連ねられる部屋がある。

例年より寒い時期が短いように感じられる。この寒さもあと三週間ほどで、それからは日差しが変わり寒い中にも次の季節の力を見出せるようになる。自分には一番寒いのは一月、一番暑いのは七月、十二月と六月がこれから続く厳しい季節が色濃く感じられ、やりきれない気持ちが続く。初夏からの長い不調にようやく改善の気配が感じられるようになってきた。真冬が底を打ち光が少しずつ回復するにも似て。状況は何も変わっていない、この状況に、今回の喪失に折り合いをつけられるようになってきたのだろう。折り合いをつけるというのもよくわからないけれど。仕事から距離を置くのが最善だ。仕事から距離を置いて精一杯仕事する。

自分の一生懸命が周りから疎まれる。だから距離を置いて精一杯仕事する、やり過ぎないようにいつも気をつける。これがいいとはちっとも思わない、他にどうすればいいのかわからない。

職場を変えるのが一番いい。専門外のところへ行けば力も自ずと削がれてその環境に居易くなる。ただ片道切符で、回復しても、もう戻ることはできない。それがいいのかもしれない。自分の場所を見つけたい。

ノート

noteにアカウントを作り何本か投稿した。運営はビジネスに力を入れており目立たないようにしてるが気になって集中出来ず早々とリタイアか。ブログからTwitterに流れが変わり物足りない想いでいた。noteならと少し期待したがもう自分の問題なんだろうか。どんな分野でも収益は必要で、そうしたものはなんとなく似た雰囲気、似たようなくどさがあるように感じられる。値段や材料が違ってもコンビニの食品が似た食感になるような。

カフェでノートに万年筆で雑文を記す。私には大切な時間で行為、私には必要なもの。部屋でそうするのは心のバランスがうまくいかない、公共の場で周りに誰かしらが、それぞれの時間を過ごしているのが丁度良い。カフェの空間は人と時間の流れが速い、変化が激しい場所、駅近くのお店などの場合は特にそうだ。ジャズ喫茶では、店内の大音量の音楽と自分とで時間が流れていった。今はノートへ記すことと周囲の気配とで時間が流れていく。

 

新しい年

新年は不思議だ。年というものが本当に新しくなる。自分にはまとまったお休みとなり、1日をゆっくり過ごすことができる。いつも時間に追い立てられるようにして暮らしているから、普段は休みの日であってもそんなふうに急かされるような気分が抜けない。

夜になるとショックの原因が起き上がってきて苦しむ。昨年の6月まではこんなことはなかった。もう半年以上毎日のように続いている。その想念に取り込まれないようにしようと気持ちを動かせるようになってきたのは先のカウンセリングを受けたからか。来月また訪れようか。自分が心がけることは自分で考えてなんとか導き出せる気がする。けれどそれでは気持ちが治まらない。

仕事の日はほぼ毎晩ヨーガで肩と腰をほぐさないと次の日まともに体が動かなくて、ほぼ毎晩ヨーガをしている。この休みはまだ一回だけで、身体が楽で、暫くこんなふうに過ごしたいと考えたりする。身体はやや楽になる代わりに生活するためのお金が危うくなってしまう。

ゆっくり休める部屋、何もしなくて良い状態の、この時間がありがたい、しばらくこのままでいられたらどんなに良いだろう。アラームのない朝。

間もなくまた戻らなければならない。